事前に先生から要望を伺い、また授業を行う体育館の環境を考慮して準備をしました。題材は、楽しく遊べて、また折ってみたいという気持ちを持ってもらえるものとして、動く折り紙の「羽ばたく蝶」や「羽ばたく鳥」を中心に選びました。授業の中で子供たちは落ち着いて折り紙に取り組み、伝統文化に親しんでもらえたと思います。途中で折り方がわからなくなってしまった時に、子供たちがお互いに助け合いながら折り紙を仕上げていく姿がとても印象的でした。

１年生が伝統文化を学ぶという目的で、折り紙の授業を企画しました。折り紙という昔遊びを通して相互に交流を深めることもでき、この学びは、これから２年生となり、１年生をお世話することにも活かされます。団体による支援は、専門性と実績から蓄積された高いノウハウを活かして支援を頂けるという大きなメリットがあります。また、児童は団体による授業に特別な関心と興味を抱いて参加します。今回は会場に展示された見たこともない折り紙の作品を見ることや、動く折り紙づくりに挑戦して伝統文化の一端を理解してくれたと思います。