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会計教育「利益ってなんだ?」
金融
会計教育
「利益ってなんだ?」
日本公認会計士協会東京会
公認会計士が講師となって、無料の「会計講座」を実施しています
公認会計士協会東京会の「会計講座」
日本公認会計士協会東京会では、経済活動が行われる場では必ず「会計」が必要とされることから、小中学生のうちから学ぶ意義があると考えており「ハロー!会計」として公認会計士が講師となって実施する無料の「会計講座」を実施しております。社会人になりますと生活にかかわる「お金」に関する事柄がたくさん出てきます。しかし、このことに従来の学校の授業ではあまり触れることはなかったと思います。このため、実社会や実生活で活かせるよう、「会計」というツールを通して「お金」の管理をはじめ、経済活動の基本的な仕組みや考え方を学んでいただきたく、様々なコンテンツをご用意しています。
活動を通して
千川中学校の皆さんには初めての会計講座とのことで、「わかりやすく」「楽しい」授業になるように、ゲーム性を取り入れたグループワークの授業を実施しました。牛丼屋さんをテーマに利益を競う経営ゲームですが、ゲームを通して「会社とは何か」「利益計算とは何か」「利益を出すためには、どのように値付けをすべきか」などを学ぶ内容です。生徒の皆さんにはグループに分かれて、牛丼の価格、アルバイトの人数、店舗を出す立地などについて話し合い、損益計算まで取り組んでいただきました。話し合いの中にも笑い声があり、活発な議論ができたようで、楽しみながら学んでいただけたと思います。授業を通じて会社の仕組み、損益計算の構造や利益を出す際の注意点などを身につけていただければ幸いです。
東京会公認会計士の皆さん
生徒の皆さんのコメント
- 経営についてとても深く考えることができたと思います。どのようにしたら売上が上がるのか、人を増やすことで、費用はどう増えるのかをしっかりと考えることができました。
- 将来起業することに憧れていたので、お話を聞けて良かったです。牛丼屋さんのゲームで「利益の最大化」がいかに難しいかを学べました。公認会計士の仕事にも興味を持てました。将来仕事に就くとき、今日学んだことを参考にしたいです!
校長先生から一言
中学校では各校で職業体験が行われていますが、当校では様々な職業の方々を学校にお招きし、世の中には自分たちが知らない職業や仕組みがあることを理解してもらいたいと考えています。今回は、公認会計士の皆さんに授業をご担当いただき、生徒たちが会計の仕組みを新たに知るとともに、自分たちのキャリアに対する視野を大きく広げられていると感じることができましたし、何よりも彼らが生き生きと課題に取り組んでいる姿がとても印象的でした。