TEPRO Supporter Bank / 企業・団体サポーター活動事例紹介
OIZUIMI AWARD ~ プレゼンテーション指導
授業・校務支援
NPO法人
企業教育研究会

学校・企業・学生をつなぎ、実践的な授業やキャリア教育を通じて、児童・生徒のスキルと知識を育てます
NPO法人企業教育研究会の教育支援活動
NPO法人企業教育研究会は「誰もが教育に貢献する社会」を目指し、学校・企業・学生をつなぐ架け橋として活動しています。教育現場での実践的な学びを支援し、児童・生徒が社会で必要とされるスキルや知識を身につけるための機会を提供しています。
企業や地域にいる人の持つ専門的な知識や教育資源を活用し、教科の学習やキャリア教育、探究学習など多様なプログラムを企画・実施しています。また、教員向けの研修や、非認知能力の変容を測定する支援など、教育現場のニーズに応じた柔軟なサポートを提供し、出張授業以外にも学校支援を行っています。
これらの取り組みを通じ、次世代を担う児童・生徒が様々な大人と関わり、未来に向けて意欲的に挑戦する力や、探究する力を育む学校教育・地域教育・家庭教育の環境づくりを行っています。

全体講義の様子
活動を通して
先生からのご相談は、「生徒が探究してきたことを発表する本番の前に、学校の外にいる社会人を相手に練習を行い、良い点や改善点を個別指導できる時間を設けたい」というものでした。様々な経歴・職歴を持つ大人の皆さまにご協力いただき、実現できました。
生徒からは「スライド作成に関する具体的な改善点がわかった」「話すスピードや声の抑揚、スライドの文字や図を見やすく工夫することの重要性を認識した」「他の人の発表を参考にすることで、自分の発表をより良くするためのヒントを得た」などの感想が寄せられました。
また、「自分では気づかなかった課題や新しい視点を発見した」「プレゼンテーションの改善や、発表本番への意欲が高まった」という声もありました。今回は、日本キャリア開発協会の多くの会員の方にも講師としてご協力いただき、感謝申し上げます。

企業教育研究会
副校長先生から一言
本校では、中高6年間を通じた探究活動プログラムを提供し、生徒が社会課題に向き合い、他者の声に耳を傾け、対話し、考え、行動できる人間に成長することを目指しています。
今回は、全校で2月に開催されるOIZUMI AWARDで全生徒が行うプレゼンテーションに向けて、中学1年生の指導を企業教育研究会にお願いしました。幅広い分野で経験豊富なアドバイザーをお招きすることで、普段の授業では学べない新たな視点や価値観を生徒に提供する機会を設けることができます。そこから、生徒たちが視野を広げ、学びの深さや多様な切り口を見つけ、型にはまらない創造的な思考やオリジナリティを育み、一人ひとりが自分自身の新たな可能性を見出すきっかけを得てくれることを期待しています。
本校では、こうした経験が将来の日本社会を支える人材の成長につながると信じていますので、今後とも企業・団体の皆さまにご支援をお願いしたいと考えています。

小川副校長